2008年11月25日

KE-1417-30を試す

技術系記事(か? ('A`))

今自分で主流に使ってるのはボークスの透明シリコーンな訳ですが。
不覚にも3個目あたりを抜いていて、複製品を取り出す時にゴムを持って行かれた部分が発生しました('A`)。ちぎれというやつです。
ちぎれたものを接着するには場所的に厳しいものがあったので、そのパーツだけ型を作り直すことに(´・ω・`)。
で、今回は「ちぎれにくいものを」と思ったものですから、この夏に買ったまま使わずにいた「KE-1417-30」を試すことにしました。
moko1_238.jpg

信越のシリコーンゴム(写真は硬化剤です。1417-30は青い硬化剤。1417-40が赤い硬化剤。30が柔らかめで、40は固めです)。一般ユーザ向けの製品としてはとにかく伸びの強度があって、簡単にちぎれることはない(それでも過剰に力を加えたらちぎれますけどね…)。引裂強度はウェーブSG-020の三倍以上というスペックらしい。

開けてみるとゴム主剤は白。KE-12とかと同じ。しかしこの時点で粘りけが相当なもので、透明シリコーンをさらに粘り気増した感じです。
こりゃあ気泡が抜けないなあ…('A`)。とりあえず真空おひつで脱泡して作ったのがこの型。

moko1_239.jpg

ダボ穴が所々欠けてしまっています('A`)。ダボ穴が3mm径でやや細くて、シリコーンが流れきらんかったのですな。普通、穴にたまった気泡も放置すればだいぶ改善されるんですけどね。こいつはムリだった。丁寧にエアブラシで空気吹きかけて、気泡を除去する必要があります。…いちいちやってられんかったんでちょっと手を抜きました(を。
指先の握りの部分でゴムを握るようなパーツ形状なもんだから、型から抜く時にゴムを持ってかれたんですね。
今回はそうならないようにしたい…('A`)。

で、試しにいくつか抜いてみたんですが、けっこうスルリと抜けてちぎれることもなく、さすがのシリコーンやなあ…と思います。
ただ値段が高い(Be-jの通販で6,000円弱。ボークス透明シリコーンなら3,360円)のと扱いにくいので、常用というには抵抗がある。
テーパーが厳しくて型の強度(粘りという意味で)を求めるならコレ、という一品かと思います。値段が気にならないなら常用してもOK。ただ、粘性が強く、容器の清掃など考えても透明シリコーンよりも扱いにくい感があります。(透明シリコーンよりも硬化が遅いのか? 急ぎの時はベタついた容器を溶剤も使って拭いてやらんとかん('A`))
posted by MSM12R at 08:08| Comment(3) | 技術系記事/その他