2008年09月13日

シリコーンの真空脱泡

「ボークスの透明シリコーンを試す」と8月の日記で謳って以来、なかなか作業に入れませんでしたが、先週挑戦しました(`・ω・´) 。

透明シリコーンの特性としては、ヱビス堂さんの「シリコンゴム使用レポート(http://gk.plala.jp/silicon.html)」にも

「あらゆる強度面でポスト585の現状イチオシに近いゴムです、ある程度の脱泡装置・技術があれば覿面に使い勝手のいい材料になるでしょう」

と記されていたので、良さそうだなと思っていました。

ただ、問題なのは「気泡」。透明系の素材は攪拌時に巻き込んでしまう空気が気泡となって残ると、見てくれが悪いだけでなく型の変形を招く訳ですね。
気泡が抜けやすい素材=粘性が低い、なら自然に放置していれば気泡は抜けてくれますが、シリコーンゴムでもこのボークスの透明のやつはけっこう粘り気あります。攪拌前は水飴のような感じです。

脱泡のための器具が必要。
しかし真空脱泡の装置なんかは高そうだし、個人でこぢんまりとやるには抵抗があります。
という訳で安価な器具で試せないかといろいろ情報を漁ったりしましたら、

真空バキュームケース&真空おひつ
http://thunderroad.seesaa.net/article/53334818.html

http://thunderroad.seesaa.net/article/53702001.html

人柱の方がいらっしゃいました。
どちらの器具も5,000円もしません。ネット通販で購入可能です。
実は真空バキュームケースの方は、この人柱記事を見る前に買って試していたのですが…(ゴムじゃなくて無謀にも透明レジンの脱泡目的で('A`))。
レジンは硬化時間も早い上に、このバキュームケース、あまり強力に真空にすることができない&数分かかるので役に立ちません。無駄な買い物だったー、と半年ほど放置されっぱなしでした。

でも硬化に時間がかかるシリコーンで、しかも事前に手動ポンプの真空おひつで強力に脱泡した後ならば、参照記事のレベルの脱泡状態は期待できるはず。
ohitsu00.jpg

ということで8月にこのおひつをアマゾンで購入。3,000円もしません。
2.2合のお米用ですからけっこうなシリコーンでも攪拌可能です。

これにボークスの透明シリコーンを直接注ぎ、硬化剤を説明書通りの比率で加えて静かに攪拌します。

静かに、といっても、常態での攪拌ですからどうやったって空気を巻き込んで泡だらけです。

気にせず、充分に攪拌してからフタをして空気を抜きます。
ohitsu01.jpg

ゴムの表面が大きな気泡でボコボコになっているのが分かるでしょうか。
これが真空の効用ですよね。大気圧が低くなるのでシリコーン中の気泡が大きくなって、体積が大きくなる分シリコーン中で浮きやすくなる。で、表面に出てくると
(…違ってたらすみません('A`))。

写真だとあたかも「煮立っている」ようにも見えますが、別に熱くなってる訳でもありませんので無問題。じわりと時間をかけてこの状態になります。
で、これを先般の人柱記事に記されている通りに15分放置。
すると:
ohitsu02.jpg ohitsu03.jpg

15分でかなりの気泡が消えています。
このシリコーンは15分程度ではまだ硬化始まりません。説明書によると30分経過で硬化が始まるそうで。
後は今まで使っていたシリコーンと同じ要領で、粘土に埋めた型に、静かに注ぎ込みます。エアブラシ等で気泡を抜きつつ。……ここで一気に注いでしまうと、その再に空気を巻き込んでけっこう気泡が残ってしまうので、慎重に。

注いだ後は、真空バキュームケースに入れて、スイッチオン。
まあ劇的な効果…は、ないんですが(を。せっかく持ってるんだから使わない手はないですね。
case1.jpg

…一応、残留していた僅かな気泡が二つほど浮かび上がってきました。
無駄ではないようです(赤丸部分)。

case2.jpg

これで一日程度待ちます。10時間くらいで指紋も残らないくらい硬化しますけども。

で、両面やって、ケースから取り出したのがこれ。つい先刻です。
case3.jpg

ずいぶん濁っているように見えるかもしれません('A`)。
まあ光の透過性は、ねえ。ゴムですし、それに両面取りした後ですから、下のゴムが光を反射して、分離した面で白っぽくなってるというのもあります。

目立つ気泡はほとんどない、というあたりで、充分に使える型になったんじゃないかと思います。…自分の場合、粘土埋めの技術とか配置が拙いので、綺麗な複製ができるとは限りませんが。

透明だからレジンの流れ込む様子や気泡の位置なんかも把握できるといいなあ、とか思ってます(´д`)。

という訳で人柱レポートの追試でした。
posted by MSM12R at 11:13| Comment(0) | 技術系記事/その他

2008年08月03日

イベント

なんかワンフェス会場の有明ビッグサイトで事故が起こって怪我人が出たそうですが…。

西館は構造からして上下移動せざるを得なくって、大人数が殺到する類のイベントには向いてないよなーって思ってました(´・ω・`)。まあ東と西の連結のひどさも気になるけど。

コミケの経験からすると…施設内の移動は晴海の方がよかったなーとか思う。幕張時代は知らないからなんとも言えません(´・ω・`)。

それはさておき。モ子ちゃんも服着た版で仕上げが見えてきたし、イベント参加の準備をするぜヽ(`Д´)ノ とか思ったのですが、ワンフェスの方はまだ本日開催中までの情報しか載ってない感じ?

ホビーコンプレックスの方は、ディーラー登録のページがリンク切れのまま…。
まあこちらは版権申請締め切りが10月で先の話だから急ぐ必要もないのか(´・ω・`)。

他のイベントは情報もよう分からん。版権申請しないイベントもあったっけか。
それにしても絵のパロだと都合良く版権申請とかなあなあにしてるのに立体になるとややこしくなるのは文化の違いと割り切るしかないのかな。
絵の方も厳密にやり始めると収拾つかなくなりそうだしなあ(´д`)
立体の方がユルくなる、というのは有り得ないだろうしね…。

posted by MSM12R at 14:08| Comment(0) | 技術系記事/その他

2008年02月28日

2MC 21st投票開始

今回作品数はいつもより少なめだけど、どれも力作ばかりで

       *'``・* 。
       |     `*。
      ,。∩      *
     + (´・ω・`) *。+゜  もうどうにでもなーれ
     `*。 ヽ、  つ *゜*
      `・+。*・' ゜⊃ +゜
      ☆   ∪~ 。*゜
      `・+。*・ ゜

自分がうpしたアスカがなんか馬鹿丸出しでほんと馬鹿みたいだ!ヽ(`Д´)ノ
もうだめだorz
posted by MSM12R at 20:34| Comment(0) | アスカ(冬服)

2008年02月26日

胸のカタチがなあ('A`)

雰囲気は出てきてる。と思うんだけど。
misato_14.jpg

胸がまだまだ。

posted by MSM12R at 23:49| Comment(0) | ミサト(座像)

サフ吹き後です

綾並の方は、グレーサフで細かいトコのチェックしつつ、微修正をちまちま。
もう白サフに入っても不思議ではない状態。
ayanami03.jpg ayanami04.jpg

このへんが2MCでは「コンペティティブ」と言えるかなあ…と。
アスカ&ミサトも水滴表現加えて透明粘土で水面とか作ってみようかなあとか思ったりはしてるんですが。思ってるだけで終わりそうな余寒('A`)。

はっきり言って完成品を置く場所がいよいよなくなってきた。かれこれ20体ほど作ってるからなあ。
旧いやつからリペアして放出しようかとか思い始めてます…
posted by MSM12R at 01:28| Comment(0) | 綾波(制服)

ひと段落?

さて。ミサトさんの方もだいぶサマになった。気がする。
misato_13.jpg

今までエポパテでカタチ出ししてたから硬化までの時間で製作ペースが縛られてたけど、ポリパテ併用することで随分早くなった。ような気がする。
フィニッシャーズのポリパテ、硬化も早いし硬いし食いつきも良いのでありがたい。硬いといっても硬化間もない時にはサクサク削れるので。
ポリパテ充填方式でパーツ接合も手軽になったし強度も出るからナー。


やっぱ十字のペンダントはあった方が雰囲気出るなあ(作中では入浴時には外してるけど)。
あと胸の下あたりに疵痕(治療跡)がある訳なんだけども
misato-01.jpg

このへんは塗装で表現すべきかモールドにしようか一応思案中。
…アスカの作画が既に微妙だ…('A`)
最近の劇場版てこのへんどうなってんだろう。全然チェックしてないから分からん。

posted by MSM12R at 01:15| Comment(0) | ミサト(座像)

2008年02月25日

ほぼ造形終了…

       *'``・* 。
       |     `*。
      ,。∩      *
     + (´・ω・`) *。+゜  もうどうにでもなーれ
     `*。 ヽ、  つ *゜*
      `・+。*・' ゜⊃ +゜
      ☆   ∪~ 。*゜
      `・+。*・ ゜

の、ノリが続いています。
asuka4-45.jpg

この角度専門かorz
他の角度は微妙だ…。
asuka4-46.jpg asuka4-47.jpg

でもまあ、パーツ接合したら以前感じてたほどの違和感はだいぶ収まったかな…。
胸のカタチが妙に悪く映るのが気がかりだ。実物見てる限りでは「小振りだけどカタチがよい」を目指して絶妙のラインで磨いてるつもりなのに( ゚д゚)!

左足は彩色の都合上、肌色を載せてから接合ということになります。
最近は接合箇所にポリパテ&瞬間接着剤。
ヒケが少なくて乾きが早いのでよいかなと。うーん。混ぜたら白いポリパテってあるのかな。接合面はなるべく白系で済ませたい。
以前はアルテコパテ使ってたのですけどイマイチ経年劣化に弱いんだよね。瞬間接着剤がしけってたのかもしれないけれど(´・ω・`)。
ポリパテに替えても同じ結果かもしれないけど…。接合面にたっぷりと充填させることができるのはポリパテの方が分があると思った。
あとはしばらく放置しながらバランスの微調整という所かな。
シチュエーションとしては「マグマダイバー」の温泉シーン、というのは最初に言ってたけど「くすぐったぁい!」とか言ってるあたりをイメージしています。

posted by MSM12R at 23:49| Comment(0) | アスカ(プラグスーツ)

2008年02月24日

もうどうにでもなーれ(´・ω・`)

そんな心境になってまいりました('A`)。
asuka4-44.jpg

表情もいじってたりして。
あと胸の大きさを小振りにしました。無理矢理バランス整えようとしてる感じ…。

asuka4-42.jpg

ミサトさんと並べる。ミサトさんの方はまだまだ造形自体がおざなり…('A`)。
アタマにタオルでも乗っければポーズも妙じゃなかろ、と思いつつ。
胸の大きさに迷いが生じていたりする。普段あんまり迷わない部分なんだけど。

そろそろ魔改造への情熱が途切れてきたかしら('A`)
posted by MSM12R at 23:44| Comment(0) | アスカ(プラグスーツ)

2008年02月23日

苦戦('A`)

うーむ。カタチ出しからサフ吹きのプロセスでにわかに苦戦。

このアスカ、どうもアタマが大きい気がする…。
背中のラインの作り方で突如悩み始めて(切削でラインを作ってきたから心なしか胴が薄くなってしまった感あり)パテを盛ったり削ったり地獄に陥る。
結局、肩胛骨以外はほとんどパテ盛り部分削ぎ落としてしまったんだけど('A`)。

asuka4-30.jpg

↑やっぱり、パッケージ写真の角度が一番映えるというか、サマになる。

で、くるくる回しながら撮影してくんだけども…
asuka4-31.jpg asuka4-32.jpg asuka4-33.jpg asuka4-34.jpg asuka4-35.jpg

…どうでしょう。なんか、「顔が写ってない角度」が見栄えがいい気がするんだけど(´・ω・`)。
なーんか、顔が大きい気がするんだよな…。いや実際「冬私服」のアスカよりも顔が一回り大きかった。使い回ししてないんだー、と感心しつつ、イマイチ身体とのバランスが見慣れてない印象。
プラグスーツ削っちゃってるからキットが悪い訳じゃなくて自分の判断ミスか(´・ω・`)。

まー、かといって、今更大幅にラインの変更をかける気にはなれへんのですけど…。



posted by MSM12R at 02:15| Comment(0) | アスカ(プラグスーツ)

2008年02月22日

ミサトさんも作る

やたら制作中のものばかり増えてる。どうもグレーサフ吹いたら満足してしまうというか、一段落してしまうようだ(・ω・)。

misato_06.jpg

このミサトさん(座像)、見た目以上に最初がメンドウでした(´д`)。
元のパーツが
misato_02-.jpg

アタマと髪の毛と胴体が一体化されていて、首周りの加工もマスキングも髪の毛周辺もめんどくさそうなことこの上ない。まあやろうと思えばできなくもなさそうだけど。

なもんで、思い切ってアタマを着脱可能にします。

まずはノコギリで
misato_03.jpg

こんな感じにパーツを分割。髪の毛に背中部分がかなり残るんだけど、それをリューターでひたすら削り込んで、胴体側はポリパテ&エポパテを盛って整形。
misato_02.jpg

こんな風に着脱可能にしてやると、胴体の工作も楽だし顔もきっちり仕上げられる…ハズ。
こんな下ごしらえをしてから魔改造。めんどくせえ('A`)。
ちょとパテ盛りすぎて太っちゃったから削らにゃなりません。

posted by MSM12R at 17:04| Comment(0) | ミサト(座像)